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温泉街ならではの食を堪能してみる

湯けむりの街を歩けば、そこでしか味わえない食に出会います。
代表的なのは、温泉たまごではないでしょうか。
約100℃前後の蒸気が自噴する温泉街、持参した食材を地獄釜に入れて、10分から30分もすれば、茹でたて熱々の温泉たまごやトウモロコシなどが食べられます。
塩分と鉄分を多く含み、蒸気の成分で黒く変色する鶏卵、湯治の地域では1個食べると健康になることも謳われており、中まで味が染みているのも特徴です。
硫黄の成分が高い温泉の地熱で蒸すのがプリンで、1日2000個も売上たほどの味を、散策途中で立ち寄り、ゆったり午後の一時を過ごすこともできそうです。
もちろん、食べ歩きには、温泉まんじゅうも人気でしょう。
皮には温泉のお湯と黒糖が練り込まれていて、温泉のほのかな塩気と餡の甘さがマッチしています。
湯せんべいも手焼きで人気、小麦粉と卵に砂糖、温泉のお湯を練り込み、ガスの直火で焼いたサクッと軽い食感がリピーターを生んでいます。

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